先日、歯科センター勤務でうれしいことがありました。
僕が、歯科センターに行くようになって約一年になりますが、
初めてセンターで勤務した日に出会った患者さんですが、
その女性は、認知症が進み歩行が困難になって車いすで来院されてました。
高血圧、脳血管障害等があり、一般の医院では治療が困難な方でした。
ほとんどの歯は虫歯で、根っこしか残ってなく食事はおそらく丸呑みに近い状態ではなかったでしょうか。
付添いのヘルパーさんが言うには、毎朝喫茶店でモーニングを食べるのが日課だそうですが、
歯が痛いからか最近はあまり行かないとのことでした。
全身麻酔でコントロールして歯を抜く予定で、それまでの口腔ケアが最初の仕事でした。
やはり痛いのか、元気はなく表情も曇り気味でした。
その後治療が進み上下とも義歯が入り、一様かめる状態でしたが義歯の手入れは、全くしてなく
月に一回来院してもらい口腔内の徹底的な清掃消毒をしておりました。
昨年11月ごろから僕の出務日以外で来院してらして、しばらくお会いしておりませんでした。
ところが、先日のぼくの出務日に来院されました。
なんと、ご自身で歩いてこられたのです。
表情も明るくなり、義歯の手入れもされているようでした。
とても、嬉しくなりました。
朝の、モーニングも行かれているようです。

このうれしい変化に歯科は関係ないかもしれません。
しかし、噛むことが脳の活動に重要なのは、よく知られています。
もちろんその他の要因もあるでしょうが、
やはりしっかり食事ができたこと、楽しめたことが、心を動かした結果だと
僕は思います。